2008年11月29日土曜日
JBoss COMPASS に行ってきました
JBoss COMPASS、久しぶりの技術カンファレンスへの参加でした。
オープンソース技術をビジネスで採用するのは昔は相当な勇気が必要だったのに対し、最近は品質的にも安心できるレベル(商用のものでも不具合はつきものなので、トータルでみると顧客やSIer自身がソースコードまでみることができるオープンソース製品のほうが最悪自分たちでなんとかできそうという安心感がありますし)になってきましたが、それでもやっぱり商用のサポートがないと不安が残ります。
そういう意味では、JBOSSは商用サポートやコンサルティングサービスも用意されているので、社内稟議も通しやすそうです。
そんなビジネス分野でも人気のオープンソース技術や、最近のSOA情報について学ばせていただきました。
それにしても、テッキーさを売りにしていた某外資系企業からの転職組の多いRedHat社のJBOSSチームメンバーが行うプレゼンはやはりテッキーなものでした。
普通、ああいう内容ってかなりのお金をとって別枠としてやるものだと思うのですが・・
個人的には、そんな気前の良さが好きです。
カンファレンスには、Bruno Georges氏や、Pete Muir氏が来られていて、BOFで質問の場があったので「元々オープンソースのコミュニティで活動していて、今はビジネスとしても関わっている状況の中、どういう心情なのか?」という旨の質問をさせてもらいました。
当初、ビジネスとしての難しさ・厳しさについての回答も返ってくるのかな?と思っていたのですが「ずっと昔からそういう活動をしてきて特にビジネスだからどうのという感覚はない」的な回答だったのでちょっと驚きました。
質問の意図が通じていないのかも?と、「お金に対するプレッシャーは感じませんか?」とストレートに聞いてみたところ即座に「ありません」とのことで、仕事も自分の技術者人生の一部として楽しんでおられることが感じられました。
# そう思っていても言わないものでしょうが、その後飲み会でもお話ができて、本当に楽しんでいることを確信するのでした。
カンファレンス後、JBossユーザーグループの飲み会があったのですが、メンバーではない私も半ば強引に押し掛けてちゃっかり参加させていただきました。
気づくとBruno氏の横に座っていたので(笑)、長らくお話しさせていただきました。日本にとても好感をもっている気さくなスーパーエンジニアでした。技術の話しをすると止めどなく楽しそうに話される姿が印象的でした。
言語好きな私は、彼が最初に触れた言語についても聞いてみたところ、マシン語でした〜
ユーザーグループのメンバーの方々も皆素敵な方々ばかりで、とても楽しいひとときとなりました。
なにかとラッキーな日でした。
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